SUPPORT 取扱い領域

生前対策・信託サポート 生前対策・信託サポート

生前対策・信託サポート

当事務所は相続が「争続」とならないよう、穏便に手続きを進めることを重視しています。実際に「トラブルにならないよう、相続のアドバイスがほしい」というご相談も多く、相続前の生前対策にも注力。家族信託・任意後見・遺言書作成のサポートなども柱として展開しております。そのほか、遺言や家族信託をはじめとする生前対策、終活のアドバイスもご提供。また、後見業務にも携わり、常時複数名の後見人を担当しております。面談を通じて、現状の把握や依頼者の意向・要望などをヒアリング。一人ひとりに最適なケースバイケース・オーダーメイドのご提案をいたします。

【家族信託】
遺言や後見制度とも連携できる制度で、特定の財産を信頼できる家族に託し、その管理・処分をまかせる仕組みです。認知症対策としても有効で、近年注目されています。

【任意後見】
事前に後見人を選んでおき、その後見人に財産管理や日常取引の代理などを行ってもらうことで、判断能力が十分でなくなった方の日常生活を守る制度です。

このようなご相談を承っています

  • 家族信託とはどういうものか知りたい

  • 家族信託を利用することで、
    どんなメリットがあるのか知りたい

  • 後見制度や家族信託など、
    自分や両親の終活に向けて
    対策できることを教えてほしい

具体的な相談内容

  • 1.同居する娘に預金を信託したケース

    【ご相談】
    「年齢を重ねて、自分で預金の管理や支払いをすることが難しくなりました。娘が付き添ってくれるものの、銀行窓口に同行してお金を下ろしたり、振り込んだりすることもつらいです。これを避けるいい方法はないでしょうか」とご相談にいらっしゃいました。

    【当事務所によるお手伝い】
    預金の一部を信託するようご提案いたしました。銀行窓口のみでできる代理人登録の方法もお伝えしましたが、ご自身が施設に入った場合などもお考えになり、信託することをご決意。流れについてご説明するとともに、契約書の内容の起案、公証人との打ち合わせを進めて、契約書の作成や銀行での手続きまでサポートいたしました。

    【結果】
    「何をすればいいのかまったくわからなかったものの、最近耳にする信託をご提案いただたいほか、疑問点など細かく説明してくださり、不安がなくなりました」とのお声をいただきました。

  • 2.息子に実家を信託したケース

    【ご相談】
    「支払いについてはまだ自分でできるものの、今後預金が足らなくなった場合などに備えて、実家を売却することも考えたい。しかし、まだ実家に住んでいたいし、先々の手続きを完結できる自信がない」とご相談にいらっしゃいました。

    【当事務所によるお手伝い】
    不動産の売却には記入する書面が多数あるため「判断能力が落ちたあとに完遂する自信がないと」仰る方が数多くいらっしゃいます。また、ご自身が施設に入る際の資金を捻出するために家を売却したい場合でも、認知症になられていると手続きを進めるのは容易ではありません。この事案では、ご依頼者様の近くに住む、信頼できるご子息様に実家を信託することをご提案いたしました。

    【結果】
    「信頼できる息子を受託者として実家を預けました。私に何かあったときには売却してねと伝えており、この手続きを自身でしなくていいと思うと、気が軽いです。ややこしそうな手続きも細かく説明していただき、納得できました」とのお声をいただきました。

  • 3.賃貸不動産をお持ちの方が、
    信頼できる親族に当不動産を信託したケース

    【ご相談】
    「賃貸不動産を持っているが、年齢を重ねてきてこの先も長く管理する自信がなくなってきた。まだ元気なうちに、いい方法があれば不安に備えておきたい」とご相談にいらっしゃいました。

    【当事務所によるお手伝い】
    ご依頼者様とは少し遠方に住まわれていた信頼できるご親族様がいるとのことでしたので、その方を交えて賃貸不動産の信託についてご説明しました。借入も当然ありましたが、銀行にも同行して趣旨を説明したあと、趣旨や方法をアドバイス。そのほか、信託契約書の作成から銀行での手続きまでを一緒に行いました。

    【結果】
    「いざ自分に何かあったとき、賃貸不動産の管理に支障が出るのではないか。また、銀行からの借り入れもあったので、どうしたらいいのか不安でした」と仰っていました。結果的には信託を行い、受託者となるご親族様を交えて銀行の手続きまで完結できたため「先々の不安がなくなった」とご安心いただいております。